オリジナルワーキング
創業セミナーとか事業計画書作成時に作るSWOT分析みたいな話が出てくるのかと思ったら、さにあらず。
かなりの良書でした。
博報堂という広告企画会社で長年培ってきたセオリーを、一般の人向けに伝えようというこの書籍は、広告に携わる人のみならず、全てのクリエイティブな仕事に従事している人にも役立つ本です。
とはいえ、やはり広告畑でやってきた人が書いた本なので、話は広告中心になるのですが、単なる広告の枠を超えた、社会的使命や生き方にまで踏み込んだものです。
私も広告に関与する仕事をやっているため、内容にすんなり入っていくことができました。
巻末に要約がありますが、
・生き方以上の「発想」は生まれない
・広告は「幸せを売る作業」
・広告は資産 消耗品ではない
・「耐久力のある広告」を
・「広さ」と「長さ」と「深さ」が必要
・広告は「驚かしの技術」でなく「説得の技術」だ
・強い説得力とは、「こだわり」だ
・人を動かすのは、ロジックよりエモーションだ
という部分には「ハッ」とさせられましたね。
広告やWebは「知恵で稼ぐ世界」であり、独創性(オリジナル)なものが求められる仕事。
その独創性を持つために、何をして、どう考え、何を伝えるべきかを教えてくれるのが、この本です。
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書籍自体は、見開きの半分が図柄になっていますが、よくある片側で文章にしたことを、もう片側で単に図表に書き直しただけの薄い内容のビジネス書籍とは異なり、ほとんどのページで文章と図表で別のことが書いてあることも好印象です。
広告屋らしい、わかりやすさ、伝わりやすさを意識したものだと感じます。
オリジナル・ワーキング
posted with amazlet on 07.11.26
高橋 宣行
ディスカヴァー・トゥエンティワン (2007/03/20)
売り上げランキング: 4121
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近年にない良書です
図解術の見本でもある
一目置かれる社会人を目指すためのノウハウが満載です
