お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践
勝間和代著「お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)」を読了。
日本版「金持ち父さん貧乏父さん」といったところのこの本。
2000年、日本で全世界で大ブームとなった「金持ち父さん貧乏父さん」は、自分でビジネスをするということを主眼に、「お金自身に働いてもらう」ことについて次のような考え方を示した。
・あくせく働いても金持ちにはなれない。
・お金のことを考えることは、不道徳なことでも汚いことでもない。むしろ必要なことだ。
・はじめは汗水たらして労働し、貯金をせよ。次に自分で事業を興せ。自分で自分を雇え。
・不労所得を得よ。そこから産み出したお金を再投資に回せ。
・贅沢はするな。贅沢は不労所得で得た余剰金で楽しめ。
これに対して、「お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)」では、
・お金を銀行の預金として預けつづけるのは、投資をするのと比較して、多額の機会損失を生んでいる。
・ワークライフバランス(仕事と生活の調和)をもっと上手に整えられるようにするべきである。
・そのために金融リテラシー(知識・情報を批判的な視点で実践を重ねて学習し、金融の情報と知識を主体的に体得すること)を磨け。
・このためにある程度のリスクをとって投資をせよ。
・投資について段階的に、リスクをとるレベルを上げよ。
・分散投資せよ。
と、より日本人向けに記されている。
「金持ち父さん貧乏父さん」は、「自分でビジネスをせよ」ということだったが、日本の大部分の社会人は被雇用者である。
副業でやる、といったことも可能ではあるが、本業が多忙だとそれもままならないので、人によっては実現性が低い。
そもそも、ほとんどの人は、本を読んでも実行に移さない。
ほとんどの人は、
・読んで満足した気になっている。
・そもそも自分にはムリだと思っている。
・自分には家庭もあるし、金もないし、いまから新しいことなんて
やるのはリスクがありすぎて、自分にはムリだと思っている。
・自分にはそんな能力も知恵も行動力もないからムリだと思っている。
・自分にはいまの仕事が精一杯だからムリだと思っている。
で、ほとんどの人が実行に移さない。
できない理由、やらない理由ばかり探して、何もやらない。
しかし、「お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践 (光文社新書)」は、自分の持つ金融資産を銀行預金から投資に振り分ける手段とルールを示す。
この本を読んで、明日からでも実践できることばかりである。
やるか。やらないか。ただそれだけなのだ。
光文社 (2007/11/16)
売り上げランキング: 5

買って読みました
新聞の経済面は必ず飛ばしている人のためだけの本
なんとなくお金を銀行に預けてる方におすすめ
